Solénaメディア
「伝統から、未来の消費文化を考える」
伝統から、未来の消費文化を考える研究所です
「伝統から、未来の消費文化を考える」をコンセプトにした自社メディアを運営しています。取材と編集部による考察の繰り返しによる研究を重ねています。
大量生産・大量消費の流れが変わり、時代はSDGsやエシカルを尊重するようになりました。そのなかで私たちが「伝統文化」と「消費文化」を考えるようになったのは、必然だったように思えます。愛着と、モノを慈しむ精神は「ことば」と「文章」の在り方を通じて継承され、これからの新しい消費文化になるのではと考えたのです。
2020年8月。私たちは、これからの時代に必要な「メディアの在り方」「文章の在り方」を示す必要性があると感じました。まだ誰も見たことがないものを、想像してもらうことはとても難しいからです。着想から5ヶ月の期間を経て、同じ価値観・想いを有する仲間たちと、伝統メディア「Soléna(ソレナ)」は誕生しました。
2021年1月4日、伝統にたずさわる5社の取材協力を得ることができ「Soléna」は無事にリリースされました。生まれたばかりのこのメディアは、ライター出身者ならではの、情緒とロジカルの融合した「新感覚」を読者の方にお届けします。伝統を救うのではなく、伝統こそが未来の消費に不可欠だという想いが届くことを願って。
最後に少しだけ、書き手である私たちのことをお話させてください。Soléna(ソレナ)メディアは、ライター未経験者を含めたプロボノ集団(プロのボランティア)で構成された書き手によって運営されています。これは未来の消費だけでなく、未来の経済においては「貨幣」ではなく「価値」で循環するエコシステムが当たり前になるのではと見越しての活動となります。
取材先への「謝礼」も「広告料」も発生せず、ライターへの「原稿料」「研修費」のやりとりもありません。そこにあるのは純粋な「価値」と「想い」の循環だけです。この活動の先にどんな未来があるか? 答えが出るのはまだ先ですが、それが未来の経済に不可欠な考え方だという確信だけは持っているのです。